ニューヨーク、チャイナタウンにある香港スーパーマーケット(Hong Kong Supermarket)は、ニューヨークに住む中国人が多く集まる人気店です。
日本の食材が手に入りずらく値段も高いニューヨークですが、香港スーパーマーケットでは比較的安く手に入れることができます。
店舗外観
店先にはとろろ芋、生姜、そしてごぼうや大根に似た中国食材が陳列されています。
店内紹介
中華料理を作るために必要な材料はもちろん、中華以外のアジアの食材も取り扱いがあります。
上海に住んでいる日本人の友人はこの店内の様子をみて、『わぁ、中国のスーパーみたい』と言っていました。確かにニューヨークや日本のスーパーマーケットの雰囲気とはかなり異なります。
米系スーパーでは水槽から取り出して売る食べ物と言えばロブスターくらいですが(そもそも水槽が置いてあるスーパー自体少ないです)、ここ香港スーパーマーケットでは生きた魚が売っています。お店の人に言えば、その場で鱗を取ったり頭を外したり、三枚におろしたりしてくれます。もちろん既にさばいてあるものも売っています。米系スーパーではサーモンやコッドフィッシュ(タラ)、ツナ(まぐろ)が一般的ですが、こちらでは青魚も豊富にそろえれいます。
中華系の調味料はもちろん、韓国料理で登場するコチュジャンやタイ料理の魚醤、グリーンカレーのペーストなど、一つの調味料でも複数種類の品ぞろえ、迷ってしまいます。
お醤油も種類が豊富、日本でお馴染みのキッコーマンやヤマサなども取り扱いがあります。そして日系スーパーで購入するより安いのもポイントです。
缶詰や乾物も豊富に取り揃えています。
ペットボトルの飲み物もありましたが、中国語や韓国語が書かれているものが多かったです。
続いてお肉売り場、アメリカのスーパーでは牛肉と鶏肉(チキンとターキー)が売り場の大半を占めていますが、ここでは豚肉の取り扱いが圧倒的に多く、米系スーパーでは見かけない部位の肉もありました。冷凍売り場には羊肉も置いてありました。
土日に行くと、レジはものすごい行列です。
レジの前には最後の衝動買いを促進するお菓子コーナーが。日本でなじみのあるお菓子や日本語がおかしいお菓子など、待ち時間も楽しく過ごせます。
非常に安いこのお店ですが、やはり生鮮食品を買うには少し不安があります。日本の綺麗なスーパーになれている私たちには少し抵抗があるものも多いです。
しかし、お醤油や調味料、お菓子などのパックされたものを買うにはいい場所かと思います。
ニューヨーク、マンハッタンの中華街を訪れた際には是非一度覗いてみてくださいね。
香港スーパーマーケットの場所
香港スーパーマーケット(Hong Kong Supermarket)
157 Hester St, New York, NY 10013
(212) 966-4943