ニューヨーク、マンハッタンのチャイナタウンは、世界的にも有名な中華街で、
観光客やニューヨーカーでいつも大賑わいです。
春節(旧正月)
今年2019年は2月5日が春節(旧正月)でしたが、旧正月が明けた2月16日土曜日にチャイナタウンを訪れたところ凄い人でお祭り騒ぎ。爆竹が鳴り響き、クラッカーから紙吹雪が飛び出し・・・。いつも人の多いチャイナタウンですが、この日は大変な人混みでした。
中国・中華圏では最も重要とされる祝祭日で、新暦1月1日のお正月に比べて盛大にお祝いされます。シンガポールや韓国などの数か国では数日間祝日に設定されているそう。
台湾人の友人に確認したところ、今日2月16日は旧正月明けの初の週末、一年間の商売繁盛を祈るために太鼓をたたき獅子舞を出すイベントをするとのことでした。
普段は花火や爆竹が禁止されているニューヨークですが、この日は特別なのか、店先で巨大クラッカーを販売しています。(大勢の警察官が見回りをしていました)
路上でクラッカーを鳴らしているのは中国人よりもニューヨーカーや観光客が多かった。皆さん大はしゃぎでした。ニューヨークでは花火や爆竹などを消防への届け出を行わずに使用することを禁止しています。(ちょっとベランダで線香花火~というのもNG)なので、ニューヨーカー達がここぞとばかりに、楽しんでいたのも納得です。
そして地面は当然こうなる。
上もこうなる。
春節料理を出すお店も
別記事『ニューヨークのチャイナタウンで美味しい中華料理を食す』でご紹介した上海21でも、春節料理を提供しておりました。
ニューヨークに馴染んできた春節
人種のるつぼニューヨークでは近年、春節が『Lunar New Year』として定着しつつあります。驚いたのがロクシタンでもLunar New Yearのキャンペーンを打ち出していたこと。
アメリカ企業の社員食堂でもお祝いの中華を出すところがあるそう。
ハロウィンやイースター、最近はブラックフライデーまで日本に入ってきたのだから、日本で旧正月を祝う日も近いかもしれませんね。