旅行・一時帰国

【母1人子2人】JALファーストクラス【搭乗レポート】

憧れのJALファーストクラスに、大人1人で子供を2人(2歳7ヶ月、8ヶ月)連れて搭乗したので、その様子を子供連れ目線でレポートしたいと思います。

シート、お食事・お飲み物、機内エンターテイメント、アメニティなどの基本的な情報はJALの公式HPからご覧いただくとして、今回はあくまで、子供連れ目線でレポートしたいと思います。

JALの公式HP、国際線ファーストクラスのページはこちらから

チェックイン

大量の荷物もスタッフさんにお任せ

空港に到着し、まず初めに立ち寄るのがチェックインカウンターです。スーツケース2つ、段ボール4つを預けます。カート2台に乗せて行ったのですが、カートから降ろすところから全てスタッフの方がやってくれました。

ファーストクラスの赤いタグ

マザーズバッグに【FIRST CLASS】と書かれた赤いタグを付けてもらえます。『水戸黄門の印籠』に例える人も多いその理由は、このタグを付けているとJALのスタッフさんはもちろん、免税品店の店員さんの態度の違いによるもの。

ラウンジ

搭乗まで少し時間があったので、ラウンジで待つことにしました。食事をすることも出来ましたが、機内食を美味しくいただくためにも我慢。

別階にあるバーでお茶と月替わりのお菓子の提供があるとのこと、息子と飛行機をみながらいただきました。

大きな声は出しませんでしたが、バーラウンジは静か過ぎて落ち着かなかったため、早々に退散しました。子供連れの場合はラウンジの方が気兼ねなく居れそうです。

機内の紹介

座席配置

なんと、あの「1A」の座席をとることが出来ました(0歳8か月のチケットです、偉くなれよ・・・)、私、2歳、0歳の3人、横並びで3席をとりました。

1Aの座席はこちらですが、ほとんど使いませんでした。ベッドメイキングしてもらった後は8か月の子を2時間ほど眠らせたくらい。

フライト中のほとんどの時間を1D,1Gの席で過ごすことになりました。真ん中のパーティションをおろすと子供の顔が見えます。

座席の大きさ

座席の幅は子供2人は座れますが、大人と子供の横並びは厳しいです。

しかし、テレビ前にあるテーブルを手前にスライドさせることによって、対面で座ることも出来ます。一緒に食事をしたり、絵本を読んだり、絵を描いたりして遊ぶ際はおすすめです。

(上の写真2枚はJAL公式HPより)

リクライニング

リクライニングは当然フルフラットになります。

ベッドメイキングはCAさんにおまかせ

「エアウィーヴ」のマットレスと枕を使って、CAさんがベッドメイキングしてくれます。片面ずつ、硬め・柔らかめとなっているので、どちらで敷いてほしいかCAさんに伝えます。

二人とも気持ちよさそうに寝ていました

注意点

半個室ではありますが、足元部分には壁がありません。つまり、寝相が悪いと落ちてしまう危険性があるということ。十分注意が必要です。

機内食

子供の機内食、ファーストクラスではどんなものが出てくるのか気になりますよね。

2歳7ヶ月の子の機内食

わくわくしながら待っていると、CAさんがメニューを渡してくれました。【FIRST CLASS BEDD FOR KIDS メニュー】なんとびっくり、手書きです。

出てきたのがこちら。間違いなく、彼が今まで食べた中で一番手間のかかったお料理でした。(でも、あまり食べませんでした。)

あまり食べなかったことを心配して、CAさんがフルーツなどを持ってきてくださいました。そして、2食目ですが、上のメニューではフレンチトースト・ポークソーセージ・ポテトとなっておりますが、息子が白米が好きであることを話すと、和食で用意してくれました。

さすが、JALファーストクラス!な機内食&おもてなしでした。

8か月の子の機内食

これはちょっとかわいそうでした。

この可愛らしいポーチに、キューピーの瓶詰が2種類入っていました。私にサーブされたキャビアの瓶詰との対比が面白くて、思わず写真を撮ってしまいました。

それにしてもキャビア1人1瓶ってすごいですよね。

授乳中の飲み物について

世界各国から厳選されたワインを取り揃えているJALファーストクラス。IWCでメダルを受賞したワインも多数出しているということで本当は食事と一緒にいただきたかったのですが、残念ながら私は授乳中。

そんなお酒が飲めない人へのドリンクとして提供されているのが、『QUEEN OF BLUE』です。ワインボトルに入ったそれは、中国茶の一種である高級青茶を3~7日もかけて抽出したもの。ワイングラスでいただきました。

機内での着替え

親の予備の着替えは不要?

機内に持ち込む荷物、子連れならではのものの一つに【万が一の際のお着がえ】があると思います。フライト時間が14時間と長くなると、それは子供の分だけではなく親の分も必要になる場合も。子供が粗相をしてしまった際に巻き添えを食らったり、水をこぼされたり、授乳中となると赤ちゃんの吐き戻しなどにより親の服が汚れる場合がありますよね。

ファーストクラスに搭乗の際は、親の着替えは不要かもしれません。なぜなら、搭乗後すぐに機内着(リラクシングウェア)を用意していただけるからです。

(写真はJAL公式HPより)

オーガニックコットン100%で肌触りもよく、着心地もよかったです。

感想

さすがJAL国際線ファーストクラス、チェックイン時からの特別な待遇、CAさんの優しい心遣い細やかな気配り、美味しい食事など素晴らしい体験をさせてもらいました。座席のシートも飛行機であることを忘れるほどの快適な居住性でした。

しかしながら、『小さな子供連れで利用』ということに限定して言わせていただくならば、シートに関してはANAの新ビジネスクラス、THE Roomに軍配が上がります。完全に部屋と化した座席は隙間が一切なく、赤ちゃんの転落の恐れがほぼありません。これは親がゆっくり休むという点において大きなメリットとなります。

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