全米オープン出場の選手を間近でしかも無料で見学できるイベントがありますのでご紹介いたします。
また、昨年、全米オープンの無料イベント、キッズデーで有名選手の練習を見学し、サインももらってきたので、その様子もレポートします。
全米オープン(US Open)
全米オープンは、アメリカ・ニューヨーク市郊外で行われる世界4大世界大会の一つ。
ニューヨーク市クイーンズ区にあるUSTAナショナル・テニス・センターで行われます。
最寄り駅は、地下鉄7番線のMets-Willets Point駅か、メトロノース鉄道のMets-Willets Point駅です。駅名は同じですが、場所は少し離れているので待ち合わせの場合はご注意ください。(メトロノースの方が会場に近いです)
マンハッタンからですと、タイムズスクエア駅から7番線で40分、グランドセントラル駅から7番線で35分ほどで到着します。
本戦は毎年8月の最終月曜日から2週間開催されます。
us open公式サイトはこちら→ https://www.usopen.org/index.html
全米オープン出場選手を間近で【無料】で見学する方法
【無料】US Openの予選を観戦
USオープン出場選手を無料で見るには、本戦開催前に行われる予選を見るという方法があります。予選といっても侮るなかれ、怪我などでランキング落ちしてしまった有名選手や、運が良ければ練習中の選手も見ることが出来るのです。しかも入場料は無料です。
【無料】US Open Kids’ Day(キッズデー)
予選が終わった翌日、本戦の2日前である土曜日にはArthur Ashe Kids’ Day(キッズデー)という子供のためのテニスのイベントが行われます。このキッズデーも入場料は無料です。
USオープン・キッズデーの公式サイトはこちら
http://www.arthurashekidsday.com/
メインスタジアムであるArthur Ashe Studium(アーサー・アッシュ・スタジアム)では、人気歌手のコンサートや有名選手のデモンストレーションなどのパフォーマンスが行われています。こちらは有料で事前予約が必要ですが、それ以外の公開練習見学や、テニスレッスン、ゲームなどはすべて無料で楽しむことができます。
USオープンのキッズデーの楽しみ方と注意点
2019年に子供2人(2歳と0歳)を連れてUSオープンのキッズデーに行ってきたので、注意点とともにご紹介いたします。
駅から会場まで
Mets-Willets Point駅から会場まではきれいに道が整備されているので、迷うことはまずないでしょう。車も走っていないので、子供が手を放して・・・という心配もありません。
会場に行くまでにも、写真スポットがあります。巨大ラケットを持って記念撮影しました。
セキュリティ・チェック
入場する際にはセキュリティチェックを受ける必要があります。混雑が予想されますので、時間に余裕を持って向かうことをお勧めします。バッグを持っていくと、中身をすべて確認されますので、持ち込み禁止のものなどは注意してください。
持ち込み禁止のもの
・バックパック
これはびっくりしました。リュックサックNGです(薄手のものはOKな場合もありますが、念のためやめておいた方が無難です、揉めて時間をとられるのがもったいないです)
・クーラーボックス
暑い日差しの降り注ぐ中なので、冷たい飲み物を・・・と思ってしまいますが、クーラーボックスはNGです。
・開封済みのペットボトル、缶、アルコール
水のペットボトルは未開封であれば持ち込むことができます。小さい子用のプラスチックの水筒やミルクはOKです。
・ビデオカメラ、録音装置
携帯電話や普通のカメラはOKです。
・PC
ラップトップなど、コンピューターの持ち込みは禁止です。
・セルフィースティック
セルフィーで選手と自撮りしたくても、スティックは持ち込み禁止です。
・テニスラケット
・旗
日本国旗を振って、日本の選手を応援したいかもしれませんが、ダメです。
どうしても日本をアピールしたい場合は、ハチマキや扇子を持参するといいでしょう。
(↑US amazonのリンクです。売ってるなんてビックリ)
他にも、武器、動物などは当然NGです(笑)。主な持ち込み禁止アイテムはあげさせていただきました。詳細は公式サイトに記載があります。こちら
早くセキュリティチェックを抜ける技
2人の子連れ(2人ともオムツ)でも、素早くセキュリティチェックを抜ける技をお伝えします。それはエコバッグとジップロックなどの透明な袋を使うことです!
このように、オムツ&ワイプや子供用の水筒などはジップロックなどの透明な袋に入れてひとまとめにし、エコバッグなどの薄手の袋に入れて持っていきます。
セキュリティチェックの直前で、エコバッグの中身を取り出し、エコバッグは小さく折りたたんでポケットに(ポケットがない場合はジップロックの袋の中に一緒に入れちゃいましょう)。セキュリティチェック通過後にエコバッグをまた広げて戻すだけ!
この方法だと、カバン無し=手ぶらの列に並ぶことが出来ます。
貴重品はウォレットオンチェーン(長財布にチェーンがついたようなミニバッグ)に携帯も一緒に入れています。これはチェーンを中に入れてしまえば見た目は長財布、手ぶらの列OKです。
(またamazonリンクですが、画像3枚目に使用画像があり、可愛いので是非見ていただきたい、見るだけタダ(笑))
サインボールを買おう
サインしてもらうものは人それぞれ。帽子、色紙、テニスボールなどを持参する人もいますが、子供たちが持っているのは会場で売っている巨大なテニスボールです。
49.99ドルといいお値段ですが、持っている人も多くサインしてもらえる確率の上がるアイテムです。(サインペン付き)
ボールを購入したショップの外のテントでは若手選手がサインと写真撮影に応じていました。どなたか存じ上げず、申し訳ございません・・・。近い将来有名になる選手かもしれませんよね。
公開練習のスケジュールを確認
会場の掲示板で公開練習の予定を見ることが出来ます、また、全米オープンテニスの公式HPでもスケジュールが公開されているので、調べてからコートに行きましょう。
公開練習を見学
キャロライン・ヴォズニアッキ選手 vs アシュリー・バーティ選手
公開練習の見学です。私たちが初めて生でみたテニスの試合はキャロライン・ヴォズニアッキ選手とアシュリー・バーティ選手でした。
2列目で観戦したのち、最前列に移動して無事バーティ選手のサインをもらうことが出来ました。バーティ選手は自己最高ランキング、シングルス1位ダブルス5位の選手です。
ジョコビッチ選手 vs 錦織圭選手
一番の目当て、ジョコビッチ選手と錦織圭選手の練習です。
2列目、ベースライン横の座席だったので、とても近くで見学することが出来ました。
練習終了後に最前列に行き、錦織選手が来てくれるのを待っていましたが、残念ながらサインをもらうことは出来ませんでした。
大坂なおみ選手
初めは15列目くらいの席でしたが、少しでも前に座席が出る度に移動・・・を繰り返し、なんと最前列に座ることが出来ました。
近い!!世界ランク1位の大坂なおみの相手は、男性コーチ?2人組でした。
そしてサインのタイミング!
サービス精神旺盛な大坂なおみ選手、私たちも無事、サインをもらうことが出来ました。
練習の合間に子供たちに「ナオミ~!」と呼ばれて笑顔で手を振り返す姿(練習中だからと無視する選手もいるはず)、何人もにサインをして回る姿(しかも反対側まで走ってサインをしに行っていた)を見て、すっかりファンになってしまいました。
大坂なおみ選手の練習相手の男性が、使用していたボールをプレゼントしてくれました。つまり大坂なおみ選手が打っていた球!!(今は息子たちのおもちゃになっています(笑))
最後に
2020年の全米オープンは無観客で行うことが決まりましたね。
今年は子供たちも人に預けられる年齢&月齢になったので、夫婦で観戦に行こうと思っていたのに残念です。
今年はテレビで大好きな大坂なおみ選手を応援したいと思います。