旅行・一時帰国

【子連れ妊婦のディズニー・クルーズ】魅力と予約方法・ポイント【まとめ】

小さな子供連れや妊娠中の旅行は、色々と不安なことが多いと思います。私は、赤ちゃん連れの妊婦(1歳4か月&妊娠10週)でディズニークルーズに行ってきましたので、私の経験をシェアすることで、旅行の計画を立てるのにお役立てできればと思います。

ディズニー・クルーズの魅力を紹介

ディズニークルーズの船の種類は4つ

ウォルト・ディズニー・カンパニーの子会社である、ディズニー・クルーズ・ライン(Disney Cruise Line 略称:DCL)によるクルーズ旅行。4隻の船が就航しています。

ディズニー・マジック号

1998年竣工、2013年に船内がリニューアルされました。ヨーロッパの地中海や北欧クルーズ、ほかにも様々な航路で運航しています。83,338トンでディズニークルーズの中では小さめのクルーズ船です。

ディズニー・ワンダー号

1999年竣工、アラスカやカルフォルニア沿岸などの航路で運航しています。こちらもマジック号と同じ83,338トンです。

ディズニー・ドリーム号

2010年竣工。メイン航路はバハマ諸島クルーズです。こちらは129,690トン、ディズニー・クルーズの中でも大きなクルーズ船です。

ディズニー・ファンタジー号

2012年竣工で4隻の中で一番最新の客船で設備が充実しています。メイン航路はフロリダ・ポートカナベラル港から、西カリブ海航路と東カリブ海航路。ドリーム号と同じ129,690トンです。

2021年-23年にさらに大きな総トン数135,000トンの船が各年1隻ずつ竣工予定です。

クルーズ旅行の魅力

クルーズ旅行の一番の魅力は、船内で宿泊している間に次の寄港地に移動するため、自分自身でを移動する手間なく色々な地を訪れることが出来る点です。

通常、旅行をするとホテルを拠点に周辺を観光・散策します。複数の離れた観光地に行く場合はホテルを移動することになり、日中にスーツケースなどの荷物を持って移動、そのたびにクローゼット内や洗面用具をパッキング・・・特に子連れで荷物が多くなると尚更、大きな荷物を持って移動するのは一苦労です。

しかしクルーズ船であれば、乗船さえしてしまえば(荷物を事前に送ることも可)あとは貴重品やカメラなど最低限の荷物だけ持って観光に出かけることができます。

まさに寝ている間に移動するホテルなのです。

さらにクルーズ船の中ではイベントが盛りだくさん。映画を見るもよし、プールで泳ぐもよし、食べ放題のレストランでご飯をたらふく食べるのもよし。ディズニークルーズではキャラクターグリーティングや子供向けのプログラムもあります。リーズナブルな託児所もあるので、大人だけで落ち着いたレストランに行くこともできます。

ディズニー・クルーズの特徴

食事は基本オールインクルーシブ

クルーズでの食事は、全てクルーズ料金に含まれています(※後述の大人専用のレストランや各種アルコール飲料は追加料金が必要です)。カジュアルなものから本格的なシーフード料理、お肉料理など、船内にあるレストランで楽しむことが出来ます。

レストラン(ディナー)はローテーション制でいつどのレストランを使用するのかは自動的に割り当てらます。

船内イベントが目白押し

朝から晩までキャラクターとのグリーティングや劇場での映画やミュージカル鑑賞等、様々なイベントが開催されます。

寝ている間に次の目的地へ

夜に海を移動し、朝に次の寄港地に着く為、効率より楽に様々な土地を訪れることが可能です。(目的地との距離によっては一日中移動で寄港しない日があります。)

船内アメニティも充実

プールやウォータースライダー、バスケットボールコート、卓球台等のスポーツ施設も充実しています。プールは、船首側の大人専用のエリア、中央~船尾の子供向けエリアと分けられています。

子供も大人も楽しめる工夫がたくさん

子供向けプログラムや託児所もあり、大人だけで楽しむ時間を設けることも可能です。

予約の仕方

予約サイトの紹介

英語が苦にならないのであればディズニークルーズライン、本家ウェブサイト(ディズニークルーズライン:https://disneycruise.disney.go.comで直接予約するのが一番安いと思います。人数、日程、行先、出港地、船の種類をいれて検索すれば、条件に合うクルーズが出てきます。

英語だと不安という方は、ディズニー公認のミッキーネット(https://jp.mickeynet.com/というディズニー専業の旅行代理店があります。

フロリダのディズニーワールドの旅行の場合、ミッキーネットを通した方が本家ディズニーで直接手配するより安くなりましたが、今回のクルーズ旅行に関しては本家の方が安かったです。日程により変わるので、是非比較してみてください。

部屋選びのポイント

行きたい航路が見つかったら、あとは部屋を選び予約を完了させます。

部屋の種類

部屋は大きく分けて以下の4種類です。

・インサイド(内側で窓無し)
・オーシャンビュー(海側で窓あり)
・ベランダ(海側でテラスあり)
・コンシェルジュ(海側でスイートクラス)

私たちは、オーシャンビューを予約しました。子供が小さすぎるので、ベランダでゆっくりすることは無さそうで、一番安いインサイドで外が見えないのは味気ないなと思い、オーシャンビューにしました。

部屋の位置

部屋の位置は、船首、中央、船尾の中から選びます。

私が船酔いしやすい体質なことと、妊娠中で酔い止めの薬は服用できないのため、揺れが少ない中央エリアを選択しました。

予約後にやること

ディズニークルーズのサイトのMy Pageから、旅行の前にやっておくことを順番に説明いたします。

各種アクティビティやオプショナルツアーの予約

寄港地でのツアーや大人専用のレストラン(PaloやRemy)の予約などを事前予約します。人気のものはすぐに予約が埋まってしまうので、できる限り早く行うことをお勧めします。

私たちが予約したおすすめのオプション

私たちが乗船したディズニー・マジック号でおすすめのオプションをご紹介します。

大人専用レストラン(Palo)

18歳以上の大人専用レストランです。通常のローテーション・ダイニングと異なり、追加料金が1人30ドル必要ですが、雰囲気・料理・飲みもの・サービス全てにおいてワンランク上でした。とても人気なので、すぐに予約を試みることをおすすめします。

託児所

費用は30分4.5ドルで最低1時間からの利用です。1時間9ドルで預かってくれるのは、とても良心的な料金設定ですよね。私達は、大人専用レストランに行く為に、利用しました。

こちらに詳細を記載しておりますので、あわせてご覧ください。
(このページの一番最後にもリンクを張ってます)
【子連れ妊婦のディズニー・クルーズ】体験レビューとおすすめの船内での過ごし方

ローテーション・ダイニングの時間選択

ローテーション・ダイニング、つまり夕食の希望時間帯を選択し、予約する必要があります。【早:17時45~】【遅:20時~】の二択です。早い時間の方が小さい子供が多めです。

空港と港の移動方法を考える

空港から港へのバスを予約するのであれば、このタイミングでします。ほかの移動手段もあるので、よく比較検討することをおすすめします。

往路:マイアミ空港から港

空港から港までの移動方法は下記の2つが主な手段かと思います。

①ディズニー・クルーズのバス
②Uberやタクシー

ディズニー・クルーズのバスのメリットは、マイアミ空港から荷物を運ぶ必要が一切ないということです。通常、空港に着くと、預けたスーツケースなどを受け取りレーンから回収すると思いますが、クルーズバスを利用した場合はその必要はありません。あらかじめ自宅に郵送されてくるタグを荷物につけることで、クルーズ職員がピックアップしてくれ、重たい荷物もクルーズ船の部屋まで運んでくれるのです。

デメリットとしては大人二人の片道料金が42ドルと、Uberの倍の値段したということです。

私たちは1歳児連れかつ妊婦ということもあり、当初は予約していましたが、その後も情報収集を続けた結果、不要と判断しキャンセルし、Uberで行くことに決めました。

判断のポイント

・マイアミの空港から港へのUberの料金は片道20ドルほど
・マイアミ空港の荷物受け取り場所からUber乗り場はすぐ
・港に到着後は、路上にタグ付きの荷物を置いておけば部屋まで運んでくれる
・荷物の量が少ない(私たちの場合は大型のスーツケース1個)

結局、荷物を運ぶ距離は数十メートルしかなく、片道20ドルの差額は割に合わないと感じました。また、バスと違いUberならほかの乗客を待たないで済みますし、万一子供が泣いてしまっても周囲に過剰な気を遣う必要がないのは判断のポイントになります。

復路:港からマイアミ空港

ディズニー・クルーズのバスを利用した場合、前日の夜8時半~10時15分までに部屋の外に荷物を出しておけば空港まで運んでくれるというサービスがありました。

こちらも、来るときと同様、スーツケース1つしかなかったこと。そして前述のとおり、前日の夜までに荷物を用意しておかなければならないため、着替えや洗面用具、化粧品などは入れることが出来ないという点から、利用しませんでした。家族が多い方など、複数のスーツケースがある場合はこのサービスを利用しないと運びきれない場合も出てくるかと思いますが、今の私たちには不要でした。

ちなみに、バスを利用しなくても、船外まで運んでくれるサービスもあります。前日の夜8時半~10時15分までに部屋の外に荷物を出しておくと、港まで荷物を運んでくれます。この場合は港から空港へ、自分で運ぶ必要があります。

港のターミナルから出た場所は人も多いため、Uberで無事にピックアップしてもらえるか不安でしたが、特に問題はありませんでした。

マイアミまでの飛行機を予約・乗船時間を考える

マイアミまでの飛行機を予約するにあたって、何時に乗船しようか、悩まれる方も多いと思います。

船の出航はたいてい夕方(今回のクルーズでは午後4時半でした)になると思いますが、可能であれば出来るだけ早く乗船することをおすすめします。

昼の12時頃には乗船できるのですが、すでに一部のレストランがランチ営業を開始していますし、プールも稼働しているからです。

ただし、自室への入室は午後3時頃からになります。スーツケースなどの大型の荷物を預けた場合は、自室に届くのは夕方になるためご注意ください。

マイアミからの飛行機を予約・下船時刻についての注意

午前8時頃に下船し、荷物の受け取り待ちもなく、すいすい進んだので、Uberで空港には午前9時には到着しました。

ディズニークルーズの案内には、【船の到着遅れや荷物の受け取り時間を考慮し、午前11時以降の飛行機の手配をオススメします】とあり、午後11時20分の飛行機を予約していたため、時間を持て余してしまいました。乗り遅れるよりは良かったのですが、船の遅れがなく(私たちの乗っていた船は午前2時頃には既にマイアミ港に停泊していたのが部屋の窓から確認できました)、荷物を自分たちで運ぶ場合はもう少し早い飛行機を予約してもよかったかもしれません。

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