旅行・一時帰国

【子連れ妊婦のディズニー・クルーズ】船内での過ごし方とおすすめオプション【体験談】

私たちが選んだ航路

実は私たち、当初はクルーズではなく、フロリダ半島の南端にあるキーウェストへの旅行を検討していました。マイアミ空港からレンタカーを借りて運転していくのが一般的(所要3~4時間程)なのですが、その道中のセブンマイルブリッジからの絶景やアメリカ最南端という写真映えしそうなスポットがある点に惹かれたからです。

また、子供がだんだん成長してきて、活発になってきたので長時間の飛行機は辛い(フロリダならNYから飛行機で3時間程)、ということや将来日本に本帰国する前には行っておきたいスポットであったことも理由でした。

しかし、キー・ウェストについて調べていくうちに、ビーチでのんびり過ごすことがメインで、観光スポットはそれほど多くないことが分かってきました。しかも私たちは1歳児連れ、ビーチでのんびり長時間・数時間は過ごせそうにありません(予約当時は妊娠していることに気が付いていませんでした)。

そんな時、ディズニー・クルーズでキー・ウェストに立ち寄る航路を見つけたのです。

私たちが予約したのは4泊5日の航路、マイアミ → キー・ウェスト → バハマ → キャスタウェイ・ケイ(ディズニーのプライベートアイランド) → マイアミ です。

行きたいと思っていたキー・ウェストのアメリカ最南端スポットに行ける上、寝ている間に他の土地にも連れて行ってくれる、まさに子連れの私たちには打ってつけの航路でした。


ディズニークルーズサイトより)

気になる旅行費用ですが、ディズニークルーズは3食付きで2700ドルほど。キーウェストに行った場合のホテル代、レンタカー台、食事代(想定)の合計額とほとんど変わりませんでした。

小さな子供連れでの過ごし方

船内や寄港地でのアクティビティは、残念ながら3歳以上の子供が対象でした。しかし、1歳4か月の子供連れでも十分楽しむことが出来ました。

キャラクターグリーティング

クルーズ船やキャスタウェイ・ケイ(ディズニーが保有するプライベートアイランド)ではディズニーのキャラクターと一緒にキャラクターと写真を撮ることができます。ディズニークルーズのアプリや毎晩配布される次の日のスケジュール表で、時刻と場所を確認しましょう。ミッキーマウス等の人気キャラは行列が長くなりやすいので早めに並ぶなど注意が必要です。

子連れで他のアクティビティができない分、キャラクターグリーティングには時間を多く割けたので、ほぼ全キャラと写真を取りました。

船長ミッキーとは是非写真を撮りたいですね。

 

バスケットボールコート

船首側甲板には、バスケットボールコートや卓球台が設置されています。寄港中はみんな上陸してしまっているので、コートは貸し切り状態でした。わざわざここにきてバスケットボールコートで遊ばなくても・・・とも思いましたが、島のアクティビティは3歳以上対象、また妊娠中であまり無理をしたくなかったということもあり、2回もバスケットボールコートに行きました。息子は終始楽しそうにボールで遊んでいたので、結果良かったかなぁと。ニューヨークにこんな広いコート貸し切りできるところなんてありませんしね。

 

寄港地での街歩き

寄港地では決められた時間中に外出することができます。

1日目(キーウェスト)

散歩しながらアメリカ最南端のSouthernmost Pointに向かい記念撮影。

US Route 1(国道1号線)の終わりを示す標識はキーウエストの名物です。
国道一号線は最南端がここキーウエストに、最北端はカナダの国境沿いのフォート・ケイにあります。

子連れで他に目ぼしいところはなく、その後は船に戻り、昼食を食べ、昼寝したり、船内を散策してました。

2日目(バハマのナッソー)

ナッソーは大型プールビーチでのアクティビティがメインの為、1歳4ヶ月の子供連れの私たちは船を降りること自体考えてなかったのですが、一応降りてみることに。


港にはたくさんの豪華客船が停泊し、乗船客や商人でごった返しており、しんどかったので15分ほどで船に戻り、その後は船で過ごしました。とにかくカラフルなお土産屋さんが多かった印象です。

免税のお店を何件か見かけたので、化粧品等安く購入したい方はいいのかも。

3日目(キャスタウェイ・ケイ)

ちょうど息子が寝ていたのでビーチでのんびりすることが出来ました。ビーチでも難なく押せる、タイヤがめちゃくちゃ太いバギーはレンタル必須です。特に事前予約などは必要なく、砂浜に放置してあるので、利用しましょう。

気になる方は、下船時にレンタルできるバスタオルを多めにもらってバギーに敷いくといいと思います。

息子が起きてからは、息子を波打ち際で連れて行って写真撮影。

 

下の写真の息子がつけているライフジャケットは無料レンタル(これも砂浜のポールにぶら下がってます)ですが、小さいサイズは数が少ないので気を付けましょう。

昼食は島内でとります。ハンバーガーとかフライドポテト等のジャンクフードです。クルーズのオールインクルーシブに含まれています。息子の分は持って行ったレトルトの離乳食を利用しました。

キャラクターと写真を撮るのも忘れずに。ここ、キャスタウェイ限定衣装のキャラクターと写真が撮れます。

 

爆音のクラブミュージックの中、踊りまくるミニーの貴重な姿もこちらで見ることが出来ます。

子供の食事

船内の食事が子供に合うかわからなかったので、朝食用にオートミール(お湯を入れて混ぜればすぐに食べられるもの)、昼食夕食用に和光堂のお弁当を毎食分持参しましたが、ほとんど使いませんでした。飛行機移動の日とキャスタウェイ・ケイでの昼食(ジャンクフードしかなかった為)のみの利用、他は船内で提供される食べ物を食べてくれました。

朝食は、Cabanasというブッフェ形式のレストランに毎食行きましたが、オートミールやおかゆ、スクランブルエッグ、果物類等、子供でも食べられるものが豊富にあり、これらを食べさせました。

昼食ではレストランにあるキッズメニューを与えました。1歳4ヶ月よりは少し上の子向けの料理、塩分も強めな点は気になりましたが、旅行中なので仕方ないと割り切りあげてみることに。ウェイターがお肉を細かく切ってくれるなど、対応には慣れている印象でした。息子のステーキデビューはLumiere’s(ルミエール)という美女と野獣をテーマにしたレストランです。


(サーモンとごはん、ミックスベジタブルをあげました。フライドポテトもサーブされてましたが、これは親が食べました。さすがに一歳四カ月で揚げ物は早すぎる(笑))こちらもルミエールです。

昼食はルミエールの利用率が高かったです。比較的空いているため、店員さんの対応が丁寧だったのが印象的でした。細やかなサービスは子供連れには嬉しいですよね。

夕食はローテション制で決まっているので、そのレストランでのキッズメニューを注文し、私たちのものからも食べれそうなものを分ける感じでした(コーンスープやミネストローネのようなものはおすすめ)

船室のポイント

クリブ・バシネット

船内でレンタルできるのは下の写真のようなクリブです。船室内は土足なので、遊ぶ際はクリブ内に座らせてました。

お風呂

お風呂は当然西洋式のバスタブです。浅いけれど、子供が入るには何の問題もありませんでした。

 

ペットボトルの水は持参すべき

船内ではペットボトルの水は売っておらず、ウォーターサーバーから出てくる水かレストランでサーブされる水しかありません。寄港地のドラッグストアなどでも購入はできますが、特に子供用として、ペットボトルの水を持っていくことをおススメします。

つわりや船酔いについて

結論からいうと、つわりはあまり酷くなかったです。
旅行前の私は、食べると気持ち悪くなることが多く、食欲が落ちていたので、3食全て料金に含まれているのに、満喫できないのでは、と心配していました。しかし、旅行中はあまり気持ち悪くならず、3食全て料理を堪能できました。非日常のクルーズ旅行、温暖な気候や綺麗な海、美味しい料理(値段も気にしなくて良い)、調理や後片付けもしなくて良い、という点で気持ちが開放的になっていたのも一因かと思います。

大型のクルーズ船なので揺れは少なかったですが、夜に港を出発し外洋を航海し次の目的地に向かうため、静かにベッドに横になっている際はかなり揺れを感じました。しかしながら私は普段、船はもちろん車や電車などで携帯や本を見るとすぐに気持ち悪くなる、酔いやすい体質なのですが、今回はそこまでひどくなかったです。

後日、普段船酔いしない友達がめちゃくちゃ気持ち悪くなったと言っていました。原因は外が見えない状態で揺れていたからだと本人は分析していました。

万が一ために、酔い止めの薬なども用意しておくと安心ですね。

私が持って行ったのはSea-bandという商品です。薬ではなく、手首にある船酔い・つわりに効くツボをバンドで刺激するというもの。

日本でも売ってますね。しかも安い?

お勧めのオプション

大人専用レストラン【PALO】

18歳以上の大人専用。PALOとRemyがありますが、私たちが乗船したディズニーマジック号にあるのはPALOのみです。通常のローテーション・ダイニングと異なり、追加料金が30ドル必要ですが、飲み物、料理、サービス、雰囲気、全てがローテーション・ダイニングよりワンランク上です。

とても人気なので、すぐに予約を試みることをお勧めします

ゆるめですがドレスコードがあり、夫はジャケット着用(ビジネスカジュアル程度)、私はミニドレスを着ていきました。私たちの時は周りもドレスアップしている人が多かったですが、中にはカジュアルなシャツとチノパンの人もいました。

みんなばっちり服装をキメてくる日もあるので、気まずい思いをしないよう、多少カジュアルよりでも、ジャケットやドレス・ワンピースを着用したほうが良さそうです。

食事はコース料理で何を何皿頼んでも更なる追加料金は発生しませんが、アルコールは別料金なので飲みすぎにはご注意下さい。

これまでシッターや両親に子供を預けて食事に行ったこともなかったので、子供が産まれてから1年4か月ぶりの夫婦2人だけのディナーの時間を過ごす事ができました。

飲み物を注文する際、アルコールを飲めない理由を話したところ、デザートのタイミングでお祝いのメッセージを書いてくれました。

託児所

費用は30分4.5ドルで最低1時間からの利用できます。1時間9ドルで預かってくれるのは、とても良心的な料金設定ですよね。私達は、大人専用レストランに行く為に、利用しましたが、今振り返ると、他の時間も追加で利用してもよかったなと思います。

これまで子供をシッターに預けたことはなかったのですが、全世界の子供を毎日預かっていることを考えると、特に預けることに抵抗はありませんでした。息子も楽しく過ごしてくれたようです。

反省および注意点です。息子の晩御飯として和光堂のお弁当を渡したのですが、日本語の読めないスタッフは、パッケージの電子レンジのマークを暖め必須と勘違いし、託児所に電子レンジがないとの理由で与えるのを控えられました。息子はバナナを食べたとのこと、悪いことしました。もし、日本語のパッケージの食事を渡すときには、英語で補足説明の紙を付けておくことをお勧めします。

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